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アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男 - 2017.02.10 Fri

「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」
(2015/ドイツ/Der Staat gegen Fritz Bauer)


terz01.jpg

ナチスの戦犯アイヒマンを追うドイツの検事長フィッツ・バウアーの物語。同時に彼が同性愛者だったことも描く。
監督:ラース・クラウメ

@ヒューマントラストシネマ有楽町

1月7日公開。まだまだ混んでる。年齢層高かった。
座席についてるドリンクホルダー、たまに右と左、悩ましい時がある。チロルは基本右使ってるかな。
ヒューマントラストでは上映前のアナウンスで、座席番号が書いてある方を使うよう言われた。こんな事言われたの初めてよ!


事前のあらすじを見て、
アイヒマンと検事長の性的指向がどう関係あるんだろうか?? 
謎だった。
大いに問題ありなのだった。

ドイツでは戦争責任の追及などの過去の清算が日本に比べて進んでいて、国を挙げて取り組んでいると思ってた。
ところがそうじゃなかった!
復興ドイツの閣僚や中枢には、ナチス残党=元SSが多数いる。アイヒマンを裁判にかけると、それらの名前が芋づる式に出て来る。
アイヒマン拘束を望んでいない者も多いのです。
バウアーの敵は身内にあり!
バウアーはさまざまな妨害や脅迫を受けながら一人任務を遂行していく。

そこに、バウアーが同性愛者で、かつて亡命先のデンマークで男娼を買っていたという情報が。

ここに登場するのは、“刑法175条”。
当時ドイツでは、同性愛は犯罪だった。
このことが政治的に利用されてしまうというわけね。

terz03.jpg


孤軍奮闘のバウアー唯一の協力者である部下。ガチムチ熊系の美丈夫。男好きするタイプ☆
妻帯者だけど彼もゲイ。二人は互いのことを感じ取っていたのね。
バウアーは彼に用心するよう忠告する。
ところが、部下はハニートラップを仕掛けられ、バウアーを裏切るよう言われる。
部下が取った行動とは・・・。

terz02.jpg


アイヒマンの件はもちろんドイツの大きな歴史問題だけど、同時に刑法175条というものが確かに存在していたということをも描いた点がこの映画のうまいところ。
この映画の観客が、「175条」について知ってくれたらいいなと思う。
バウアーを単なるヒーローに描いてないところがドイツ映画らしい。

バウアーが捜査を進めていく過程で、アイヒマンはどこから資金を得ているのか?という疑問が。
結局、メルセデスの人事部に元SSがいて、アイヒマンは偽名でブエノスアイレスの現地工場に雇われていたのだった。戦争が終わった後もナチスの残党たちは、互いに協力し合い監視し合い繋がっている。
こうして、「悪の種子」は滅びることなくひっそりと散らばり、70年経った今、世界中に“ネオナチ”という形ではびこっている。

昨年観た 「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」 も同じヒューマントラストで上映。
この後「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」(ピーター・サースガード主演)も2月25日公開。今度はヒューマントラストじゃなかったような・・・ → 新宿シネマカリテですた!

関連記事:
ロブ・エプスタイン&ジェフリー・フリードマンのドキュメンタリ
刑法175条」 
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● COMMENT ●

アイヒマン

悪名高きアイヒマン繋がりで、だらだらと垂れ流させて頂きます
「スペシャリスト 自覚無き殺戮者」ずいぶん昔に見たのよ
1961年のアイヒマン裁判ドキュメント
永遠と続く123分の白黒フィルム
時折挿入されるホラーやゾンビ系の効果音 しかしほぼ無音 
それは裁判を通してその凡庸な小役人と言うべき人物像が暴かれて、それにも関わらず大量大虐殺に加担していった事実が明らかにされていく様は異様な雰囲気だわ
エルサレムでの裁判でヨーロッパ中の言語が飛び交い、屁理屈にもならない糞な答弁に飽きて来るのだが、後半はわいでもアイヒマンが崩れて行くのが正義として快感として得られる気分よ
1999年フランス作だが、何故もっと早い段階で制作発表しなかったのかしらん
で、
「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」
も見てたのだけれど、これはアイヒマン歴史的裁判に向かい合ったテレビマンの葛藤と熱き信念の話なのね
TV映像権を得るのに様々な障害が有ったり、SSからの脅しにも合う
世界に配信されホロコーストの事実が明らかになった衝撃の映像なのよ
裁判中のアイヒマンの言動表情を狙いカメラワークにこだわり悩む姿が描かれているのだが(脚本上)
しかし、上記の「スペシャリスト」でのアイヒマンは決して鉄仮面では無くそれなりの表情を見せるのですよ
または、この映像を世界配信させ、ユダヤ人の人々をホロコースト・負の記憶からユダヤ民族の場としてイスラエルに結束させるために政治的に利用したとも言われてるのね
上記のドキュメンタリー、わい、それなりのフィルムとしか捉えてなっかたけれど「アイヒマンショー」を見て灌漑深い物へと変わったわ
で、
「検事フリッツ・バウアー ナチスを追い詰めた男」
も見てたのだけれども、これは「アイヒマンを追え!-」とほぼ同じ内容ですね
バウアーは同性愛者ではあるが刑法175条によって清くある事、部下はおぼっちゃまタイプで、妊婦の妻帯者もちノンケですよ
バウアーのユダヤ人としてのアイデンティティーとそうでない部下とのすれ違いによってバウアーを裏切るが、最後思いとどまりアイヒマンをとらえる事に成功しました
見ごたえのある面白い作品でしたわ
で、
「顔のないヒトラーたち」
も見てまして
アウシュビッツ裁判までの道のりを描いた作品です
バウアーはドイツ人自らのナチスの犯罪を裁き苦悩する検事の上司として登場するのです
これも大変面白かったわ
1958年から様々なナチス犯罪を検挙し始め、1961年にはアイヒマンの裁判が行われ、1963年から1965年までアウシュビッツ裁判が行われていたなんて、わい、びっくりたまげたであります
これらの出来事は昔の出来事と捉えていたからね、わい
1964年には東京オリンピックなる平和の祭典があったし
2015年に戦後70周年を迎えドイツナチ系の映画が目白押し
メルケル首相もメッセージを出したしね
取り分けナチ系映画好きではないのだけれど、青少年の頃にヴィスコンティに嵌っていたのが起因しているのかしら
「イングロリアバスターズ」余談
嫌いでは無いがブラピ
何を演じても安定感が無く軽薄なのよ
どう見ても彼らはチンピラ集団
やることなす事チンピラ的
しかしタランティーノあの軽薄さ加減を持てしてのブラピのキャスティング very good
酒場でハラハラ、劇場でドキドキ
タランティーノマジック大変面白かったですわ

■けんちゃん

> 悪名高きアイヒマン繋がりで、だらだらと垂れ流させて頂きます
けんちゃん、いっぱい見てるのね~

> 「スペシャリスト 自覚無き殺戮者」
ドキュメンタリは見せ方大事!
最後には快感だったのね。よかったよかった。
> 「アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち」
> しかし、上記の「スペシャリスト」でのアイヒマンは決して鉄仮面では無くそれなりの表情を見せるのですよ
へぇ~へぇ~
> 上記のドキュメンタリー、わい、それなりのフィルムとしか捉えてなっかたけれど「アイヒマンショー」を見て灌漑深い物へと変わったわ
いつも言うことなんだけど、同じテーマの実話作品は、作品の数だけ真実がある。
作り手によって切り口が異なり、全く違うことを言っていたりする時もありぃの。
いくつか見ると、作品が互いに補完し合うので面白くなってくるよね。
記事では言わないけど、「アイヒマンショー」は今ひとつな作品なりよ。
> 「検事フリッツ・バウアー ナチスを追い詰めた男」
> も見てたのだけれども、これは「アイヒマンを追え!-」とほぼ同じ内容ですね
へぇ~
> 「顔のないヒトラーたち」
これはちょうど今見てるとこだす。
> 取り分けナチ系映画好きではないのだけれど、青少年の頃にヴィスコンティに嵌っていたのが起因しているのかしら
我々の世代が特に興味深いような気がするよ。
> 「イングロリアバスターズ」余談
> タランティーノマジック大変面白かったですわ
はい、結局そこです!


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