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彼方から - 2016.08.06 Sat

「彼方から」
(2015/ベネズエラ+メキシコ/From Afar/Desde Allá)


fromaf01.jpg


【レインボー・リール東京 第25回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(2016)上映作品】

2015年ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。
今年の映画祭の目玉のひとつと思われ。
監督:ロレンス・ヴィガ


裕福な初老の男性アルマンドは、カラカスの道端で見知らぬ青年に声をかけ、自分のアパートに誘い込むことを常としていた。
彼の望みは身体的な交わりではなく、ただ遠くから眺めることだけ。
ある日、アルマンドは不良の若者エルデルを自宅に連れ帰るが、その時から彼らの運命は大きく変わろうとしていた。


舞台はベネズエラ、カラカス。
なかなか馴染みのない、見る機会のない風景だわね。
アルマンドの”ツボ”はかなり狭く、若い男のコに後ろを向かせ、シャツは脱がせるが、パンツは半ケツ状態がベストビューポイント!
彼には触れず、見ながら自分で手コキ。

ある日家に連れ込んだ男のコ エルダーは、アルマンドを殴って財布を奪い逃げた。

いや、自宅に連れて来るってリスク高いでしょう。キケンキケン。

なんだか一筋縄では行かない映画なんだよね。
エルダーはアルマンドから盗んだ金を手付に中古の車を買う。
エルダーの居場所を突き止めたアルマンドは残金を払ってやり、彼を食事に誘う。

fromaf06.jpg


アルマンドは一体何を考えているのか?
警戒していたエルダーも少しずつ彼に心を許していく。

その一方、アルマンドは父親に憎悪”のようなもの”を抱いている。
父親との間に何があったのか?観客にはわからない。


fromaf03.jpg


不良仲間とのいざこざで、エルダーは重傷を負う。
アルマンドは彼を自宅に連れ帰り看病する。
回復してきたエルダーは、アルマンドが仕事に出かけているすきに金庫を壊そうとする。

このくだりは見ていて、うわあ~ないわあ と思った。
こんなに世話になったのに、恩を仇で返すとわ。
もう根っからのワルなのね。

そこに帰宅したアルマンド、その光景を見てどうしたか?
そんなに金が欲しいなら私を殺せばいいと、手にしたナイフで自分の体を刺すのだった。

ギョエエ~~!!

あとから考えれば、これがターニングポイントだった。
ここからエルダーは変わって行く。
金庫を壊そうとしたのは、もしかして「試し行動」だったのかな。
アルマンドはどこまで自分を許してくれるのか?
手負いの獣は警戒心と猜疑心のかたまり。

しかし一度心開いてしまうと、そこは一途な若者よ。
今度はエルダーの思いの方が強くなっていく。

fromaf04.jpg


そしてエルダーはアルマンドを喜ばせる為に彼の父親を殺してしまう。

そこから勢いでベッドイン。

まさかの おやじ攻!! そう来るか!

このままラブラブで話が終わるはずもなく・・・。

見終わった時は、何が何だかわからなかったけど、これらは全てアルマンドが企んだ壮大な計画だったってこと?

いやいや、すごい話だった。
この作品はこの後今年のラテンビート映画祭で上映されるのかな。(毎年10月だよ)

↓ Luis Silva くんもめちゃくちゃがんばったよね~ (中央)監督さんです
fromaf02.jpg


主演のアルフレド・カストロはチリの名優だそうで、そんなキャリアの彼でも体を張ってこういう役を演じるのね。すっばらしい。
チリと言えば、アレハンドロ・ホドロフスキーの祖国だもんね。ありだわ。

↓ カストロはこの作品では、幼児性愛者の聖職者を演じた。
  2015年ベルリン映画祭審査員グランプリ受賞作品

fromaf05.jpg


これもカストロの代表作 
NO (ノー) [DVD]
ガエル・ガルシア・ベルナル
オデッサ・エンタテインメント
2015-04-02


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