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不意打ち - 2015.11.13 Fri

「不意打ち」
(1964/Lady in a Cage)


不意打ち [DVD]
オリヴィア・デ・ハヴィランド
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2015-05-13



「愛と憎しみの伝説」 からの~ 同じ時期にDVDレンタルリリースされたハリウッドの旧作。
監督はウォルター・グローマン、撮影はリー・ガームス(「白昼の決闘」)。
 




ヒルヤード夫人は息子マルコムと大邸宅で暮していた。
ある夏の日、マルコムは置き手紙を残して旅行に出かけた。
手紙は、自殺することが書いてあった。


しょっぱなから不吉な空気が漂う。
過保護気味なママの一人息子はなんだかかぐわしいかほりが・・・。
ひょっとして ゲイ?
そう感じるのはチロルだけ?

ladycage02.png


ヒルヤード夫人は腰を痛めており、3階建ての豪邸にはエレベーターがあった。
マルコムが出かけ、邸に一人残った夫人がエレベーターに乗り込んだところ、屋外の電線がショートし突然停止する。

ladycage01.jpg


夫人はエレベーター内の非常ベルを押すんだけど、ベルは邸の外でリンリンと鳴る原始的なヤツ。
「エレベーターに異常あり。警察に連絡してください」という人任せなタイプ。
折しも街はホリデイで、郊外に出かける車でにぎわい誰も気づかない。

たまたまそこに通りかかかったアル中の浮浪者が非常ベルに気づき、これ幸いと裏口から侵入。
盗んだ物を故買屋に売りに行く。
そこでじーさんに目を付けた若造のチンピラ三人組がヒルヤード宅にやって来る。
エレベーターのかごの鳥、無力の夫人は家中が破壊され、毛皮や宝石が運び出されるのをただ見ているしかない。
↓主演は、オリビア・デ・ハビランド。
ladycage04.jpg


しかし怖いのはそこではなく、チンピラたちの狂気だった。
リーダーのランドールは、盗みよりじーさんや夫人をいたぶり殺すことに夢中になる。

狂気のチンピラ、ランドールはジェームズ・カーン。
これが映画初出演作だそうな。

ladycage03.jpg

ヒルヤード宅、とにかく豪邸!
部屋の調度、ワインセラーに貯蔵されたワインの数、何よりこの時代に家の中にエレベーターがあるというのがゴージャス!
しかし、どんなに金があっても、こんな事態になっては意味がない。
邸は大通りに面していて、車がひっきりなしに通っている。
でも誰もこの大邸宅で起きていることに見向きもしない。
都会の中のエアポケット。都会の孤独。
テーマはこの辺にあるのかなと。

そして物語の後半に、ランドールはマルコムの残した手紙を見つけ読み上げる。
その文面からすると、マルコムがゲイであるという読みは正しいのかも・・・。
この時代のせいかどうか、その辺りはぼやかされてるんだけど。
マルコムは母の支配から自由になりたいと言い、夫人はショックを受ける。
マルコムは一人で自分らしく生きたいと思っていたのではないか。
夫人もマルコムがゲイであることをうすうす感づいていて、見て見ぬふりをしていたのでは?

この辺りはテネシー・ウィリアムズ的な。
「去年の夏、突然に」なんかを想起した。
アル中のじーさんとつるむ売春婦にアン・サザーン(「三人の妻への手紙」(’49))

去年の夏 突然に [DVD]
キャサリーン・ヘプバーン
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2010-09-22



三人の妻への手紙 [DVD]
ジーン・クレイン
ファーストトレーディング
2011-02-14



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