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セッション - 2015.06.25 Thu
【セッション】
(2014/WHIPLASH)

第87回アカデミー賞シリーズ その2
第87回アカデミー賞5部門(作品/助演男優/脚色/編集/録音)ノミネート。
編集、録音、助演男優(=J・K・シモンズ)が受賞。
ディミアン・チャゼルは初監督作品。
4月17日公開。これは公開されてすぐミタ。
6月現在もまだロードショー公開されているというしぶとさ、いや、根強い人気!
名門音楽大学に入学したニーマンは、フレッチャーのバンドにスカウトされる。
ここで成功すれば、偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。
だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの、常人には理解できない「完璧」を求める狂気のレッスンだった。
ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく――
疲れた・・・。
今年一番疲れた映画。そしてコワかった・・・。
自分が怒られているような、呼吸するのも忘れそうな緊張感。はあ~
原題の「WHIPLASH」とは、劇中で繰り返し演奏されるジャズの名曲であり、「ムチ打ち」という意味。
まさにニーマンが鬼教師フレッチャーのムチ打ちを一身に受けるさまを観客は見ることになる。
女みたいにめそめそ泣いてるんじゃねえっ!!
バカだ!クソだ!という罵倒はまだいい。
おまえの父や母は○○だ!という親を貶めるモラハラ(それも事前に優しい顔で「両親は何をやってる?」とたずねてたのは情報収集の為だったとわ!)
ニナガワばりにイスや物が飛んでくるは、ビンタが出るは、あげく、いじめとしか思えない卑劣なワナまで仕掛けて来る。
壁ドン!
最初は、この先生は鬼だけど生徒の為にやっているんだ、師弟愛が高じたものなんだと思ってた。
ところが話はそんな安易なものではなかった。
観客の予想を次々と裏切るスリリングな展開。
見ていて辛抱たまらんのが、血マメがつぶれて流血してもドラムを叩き続けるシーン。
身体的痛みがリアルに伝わって来て、観客も精神的に追い詰められていく気分。
ニーマンとフレッチャーの終盤の対決:ラスト9分19秒はちびりそう~~

とにかくフレッチャーというキャラクターがキョーレツ!
観客は見ながら彼を何とか理解しようとするんだよね。
彼はきっと芸術至上主義なんだ、とか。いや、ただのサディスト?
だけどそんな型にはめようとするのはむなしい作業。
J・K・シモンズの怪演にまいった! ヤバいよ~~
シモンズは全米の賞を総なめに。 実はお茶目!

ドラマーを目指していたディミアン・チャゼルの実体験が反映されてるそうな。だからリアルなのかあ。
ストーリー展開も実にみごと!
こんな映画他にない。
フレッシュな才能から生み出された作品と言えましょう。
おススメ!!!!!

===
熱演のマイルズ・テラーはこの後「ファンタスティックフォー」に出演。
「Glee」 のメリッサ・ブノワも出てるyo!
(2014/WHIPLASH)

第87回アカデミー賞シリーズ その2
第87回アカデミー賞5部門(作品/助演男優/脚色/編集/録音)ノミネート。
編集、録音、助演男優(=J・K・シモンズ)が受賞。
ディミアン・チャゼルは初監督作品。
4月17日公開。これは公開されてすぐミタ。
6月現在もまだロードショー公開されているというしぶとさ、いや、根強い人気!
名門音楽大学に入学したニーマンは、フレッチャーのバンドにスカウトされる。
ここで成功すれば、偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。
だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの、常人には理解できない「完璧」を求める狂気のレッスンだった。
ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく――
疲れた・・・。
今年一番疲れた映画。そしてコワかった・・・。
自分が怒られているような、呼吸するのも忘れそうな緊張感。はあ~
原題の「WHIPLASH」とは、劇中で繰り返し演奏されるジャズの名曲であり、「ムチ打ち」という意味。
まさにニーマンが鬼教師フレッチャーのムチ打ちを一身に受けるさまを観客は見ることになる。
女みたいにめそめそ泣いてるんじゃねえっ!!
バカだ!クソだ!という罵倒はまだいい。
おまえの父や母は○○だ!という親を貶めるモラハラ(それも事前に優しい顔で「両親は何をやってる?」とたずねてたのは情報収集の為だったとわ!)
ニナガワばりにイスや物が飛んでくるは、ビンタが出るは、あげく、いじめとしか思えない卑劣なワナまで仕掛けて来る。

最初は、この先生は鬼だけど生徒の為にやっているんだ、師弟愛が高じたものなんだと思ってた。
ところが話はそんな安易なものではなかった。
観客の予想を次々と裏切るスリリングな展開。
見ていて辛抱たまらんのが、血マメがつぶれて流血してもドラムを叩き続けるシーン。
身体的痛みがリアルに伝わって来て、観客も精神的に追い詰められていく気分。
ニーマンとフレッチャーの終盤の対決:ラスト9分19秒はちびりそう~~

とにかくフレッチャーというキャラクターがキョーレツ!
観客は見ながら彼を何とか理解しようとするんだよね。
彼はきっと芸術至上主義なんだ、とか。いや、ただのサディスト?
だけどそんな型にはめようとするのはむなしい作業。
J・K・シモンズの怪演にまいった! ヤバいよ~~
シモンズは全米の賞を総なめに。 実はお茶目!

ドラマーを目指していたディミアン・チャゼルの実体験が反映されてるそうな。だからリアルなのかあ。
ストーリー展開も実にみごと!
こんな映画他にない。
フレッシュな才能から生み出された作品と言えましょう。
おススメ!!!!!

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熱演のマイルズ・テラーはこの後「ファンタスティックフォー」に出演。
「Glee」 のメリッサ・ブノワも出てるyo!
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