2017-08

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後悔なんてしない - 2008.08.03 Sun

「後悔なんてしない」
(2006/韓国/NO REGRET)


NOREGRET01.jpg



孤児院で育ち、デザイナーを夢みて上京してきたスミン。
工場を経営する一族の御曹司ジェミン。
まったく異なる環境で育った二人は、反発しながらもどうしようもなく惹かれあい、逃れられない恋に落ちていく…。
韓国ではまだまだ描かれることの少ない同性愛を真正面から扱って異例のロングラン上映となり、熱狂的なファンに支持されて独立映画の動員記録を樹立、社会現象を巻き起こした問題作。
美形の若手俳優二人が恋人たちの心の機微を熱演。
ソウル発、切なくて残酷、そして美しいメロドラマ。



【第17回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(2008)上映作品】


今年の映画祭上映作品だが、チケットが早々に前売り完売した為、映画祭で観ることが出来ませんでした。
が、只今、新宿バルト9でレイト公開中。
早速行って来た。

19:30 @新宿バルト9

(この後、21:45 の回もあり、レイトショーで2回興行なんて初めて聞いたべ!
すげー、バルト9!)



私がこの作品を最初に知ったのは、banimiさんち(「晩安日記」)です。
(あらもう、1年以上も前なのね。さすがアジア通のbanimiさんね、早い!)
それから海外で評価されているのも見て、観たいなあ、と思っていたら、
今年の映画祭でやる! というではないか!?

banimiさんちの、浜辺で手をつないで歩くさわやかな画像が印象に残っていて、
「身分違いの恋 オブ ピュアラブストーリー」 
と勝手に思い込んでおりましたら ――

ドッヒャ~~~!!!

全然違うじゃないのおおおお

孤児院育ちのスミン、車のデザイナーの夢見てソウルにやって来た。
学校に通いながら、昼は工場、夜は運転代行業のバイト、リッパな勤労青年(死語?)。
ある日、運転代行で客となった若い男。
バックミラー越しに視線が重なる。
降りる際、財布に金がないから部屋まで一緒に来てほしい、という。
部屋まで行って金を受け取ると、

――部屋で一緒に飲まないか
――えっ
――うそなんだ・・・ほんとは財布に金はあったんだ


ぐは~! こういう やりとり 好きなのよお~~

しかし、誘いを断り帰るスミン。
後日、その男はスミンが働く工場の経営者一族の御曹司 ジエミンであることがわかる。

前半部分のスミンの徹底した拒絶ぶり。
ジェミンが部屋に誘った日、「又、仕事を頼むから」 というジェミンの言葉に、代行のバイトを辞めてしまうスミン。 工場も辞めちゃうのよね。

この過剰反応!
そのおかげで(って、自分で辞めたんだけどさ) 食い詰めたスミンは、ゲイのホストバーで働くことに。

このホストバーつうとこが、けっこヤバいとこで、この辺の描写もけっこカゲキです。
スミンは要するに、ウリをやっているわけです。

そしてある日、客として店にやって来たジェミンと再会。
ここでも拒絶するスミン、執拗に迫るジェミン。

客と男娼としてのはじめての夜、一人の帰り道、
ふと気づくと、指先にこびりついたティッシュ・・・
リアルですねえ。 すげえ、イ=ソン監督!

てなことで、二人がくっつくまでの前半部分がすっごく長いです。
最初は、金持ちのボンボンと貧乏青年の身分違い 玉の輿ラブ かと思っていたら、
実際は立場逆転!
売れっ子ホストのスミンにしつこく迫るストーカー、店の男らにフクロにされても、スミンにすがるジェミン。
この展開が予想ガ~イで新鮮。

このスミンの頑なな態度の為に、二人は全く平行線のまま。
観ながら――

♪ 男と男の間には~、深くて黒い川がある~

という歌が頭の中に渦巻いてました。

結局この後やっとくっつくわけだけど、くっついたら、
超ラブラブモード  フルスロットル!!
この世は バラ色よ~ ルルルル~~♪

NOREGRET02.jpg


ところが・・・
ジェミンは親の決めた結婚があり、それを断れない、情けないジェミン。
さすが韓国、一族の結束が固いのです。

店も辞め、身も心も捧げたスミンは捨てられる。

ここから先が 怒涛の展開! さすが韓国ドラマ!

マジっすか! マジっすか! のDAIGO状態。 
口が開いたままのチロちゃん。


さて、この映画の監督、イ=ソン・ヒイルは、韓国で初めて、ゲイであることをカミングアウトした映画監督。
ゲイ視点ならではのショットが多々感じられた。

冒頭の川で泳ぐスミンのオールヌードからして、「かぐわしいかほり」 が・・・。

そしてあの 衝撃のラストシーン。
あれはゲイの監督じゃないと考えつかないよ、絶対。
男同士、言葉以上に語り合える ”あの”  ボデイトーク。



7月19日 バルト9 レイトショー初日に参戦した ハーちゃん、
スパイラルを後にし、颯爽と新宿レイトに向かった。
以下 ハーちゃんのリポートから一部抜粋 :


満員御礼。
土曜の夜、新宿、公開初日。
会場は見渡す限り、男、男、男!

女性の割合は5%以下(!)
男カップル(というか、仲良さそうに二人で来た人達)おそらく80%以上!
残りが一人または三人以上でやって来た男性です。


あら、この辺 すごく具体的でいいですね(笑)


ラストまでの15分は怒濤に次ぐ怒濤の展開で瞳孔開きっぱなし!
びっくりしちゃって、口も開けっぱなしだったかもしれません。


あ、やっぱり ハーちゃんも同じ!?
この展開には、みんな反応は同じになっちゃうわよ。


そして衝撃のラストシーン。


会場には、



会場には、



さざ波のような、



さざ波のような、














笑いが……。(笑)


あ、笑いなんですか? 笑いなんですね(笑)

(この日のバルトの会場では、このラスト) やれやれ、しょうがないな~という感じでした。


ハーちゃんの報告を聞くと、すごく興味深いです。
この映画に対しての、女子目線と男子目線は明らかに違いがあるのではないかと思います。
私が行った時は、多くが女子で、いかにもレイトらしい、まあ 3割くらいの入りですかね。
さざ波も何も起こりませんでした。

あのラストも、私たち女らは、これ、笑っていいとこなの?  と戸惑う部分だけど、ゲイの人たちはきっと、ストレートに反応したのではないかと。
その反応が正しいんじゃないかなあと思う。
ま、映画なんて人それぞれ、どう見てもいいんですけどね。
しかし、その会場の雰囲気と、私たちの行った会場とでは、同じ映画を観ても、きっと違う印象を受けたのでは? 

この日、だんすぃ~に囲まれ、一緒に笑ってたハーちゃん、ほんとにうらやましいよ。

ハーちゃん、貴重なリポート、ありがとう☆


ところで・・・

――これってアッチの方はどうなんだべか?
――いや、儒教の国だし・・・期待は出来ないべ


一緒に行ったニコちゃんと、映画が始まる前、こんな会話をしていたが、どっこい、今年の映画祭一番カゲキ描写満載でした。

この主演俳優二人、体当たりの演技で、よくここまでがんばったなあと、拍手を送りたい。
日本の映画界も見習って欲しいなり。

特にスミン役 イ・ヨンフンくん、すんごく良かった。
さすが、イ=ソン監督のお眼鏡にかなっただけある。
イ=ソン監督のミューズとなるのか?
この後、監督の次回作にも出演予定とか。
前売り完売となった映画祭初日の上映には、このヨンフンくんがゲスト出演。
その時の画像がまた akaboshi さんのブログ で見られます。
カワイイ☆


この作品自体、スタイリッシュな映像が印象的で、ほほう、韓国のニューウエイブを感じさせる。
車から灰をまくシーン が印象的だった。
あと、ソウルの猥雑な歓楽街の風景も・・・。
「新しい韓国映画」 を見せてもらったなあ、という一作。


☆ ☆ ☆

スミンを慕う、超キュート&ラブリーな後輩ホストくんは、キム・ドンウク。
ドラマ <コーヒープリンス 1号店> で、主人公の後輩を演じているそうです。
(↑よくわからんけど・・・ほんとに韓流は疎いのです)
それで、会場に韓流ファンと思しきマダムたちがいたのね。納得。

尚、スミンが飼っていた白いワンちゃんは、ほんとに イ・ヨンフンの愛犬だって。
どーりで、スミンになついてるはずだわよ。
このコがいいコなのよね。 かわいかった。


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