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人斬り - 2011.06.18 Sat
「人斬り」
(1969/フジテレビ・勝プロ)
岡田以蔵は、土佐の貧乏郷士に生まれ育った酒と女に目のない暴れ者だった。そんな彼を“人斬り以蔵"とまで呼ばれる刺客にしこんだのは、土佐勤王党の首領 武市半平太。冷酷な革命家武市は、自分の政策上以蔵の腕を必要としていたのだった。
司馬遼太郎の原作を映画化。
「 三島由紀夫を 【観る】 」 @角川シネマ有楽町 その4
この作品は、三島が俳優としての出演作ということで祭りにエントリー。
原作は司馬遼太郎。
恥ずかしながら、幕末の歴史はさっぱり。
勝新が土佐の剣士・岡田以蔵を演じた。
”人斬り以蔵” ってそういうキャラクターだったわけね。
やっとわかったわ。
勝新にぴったりの役だけど、ぴったり過ぎておもしろくないような・・・。
もう少し意外性があってもいいような。
一方、坂本龍馬=石原裕次郎。
・・・
・・・
裕ちゃんが龍馬・・・。
人間的に大きくて魅力あふれるところはわかるけど、龍馬にしては少しばかり栄養状態が良すぎるような。
はまり過ぎてもダメ、イメージと違っていてもダメ、人間ってわがままね。
さて、肝心の三島由紀夫の出番だが――
カメオ出演だと思っていたら、出番も多くちゃんとした役処であった。
薩摩藩士・田中新兵衛、剣技の見せ場もある。
三島は剣道もやっていたから、剣技の方もさぞワザを磨いていたのだろう。
生き生きとしていた。
(剣技だけでなく、もちろん自慢のマッスルも見せる)
で、田中新兵衛はどうなるのか?
予想通り、最後は切腹するのだった。
三島にとってこの撮影はさぞ楽しかったに違いない。
終始 ”どや顔” だったでありましょう。
三島由紀夫ファン必見。
監督は、五社英雄。
<黒蜥蜴> は、深作欣二、<からっ風野郎> は、増村保造と、三島出演作の監督たちは、そうそうたる顔ぶれだったのだな、と今回初めて知ったとです。
序盤、以蔵が初めて人殺しを目の当たりにするシーン。
吉田東洋役 辰巳柳太郎の演技が圧巻。
個人的には、伊藤孝雄さんが出ていて嬉しかった。
好きなのだ。なんて美青年・・・
もちろん歳をとってからもステキ☆ 劇団民藝。
もし勝新が生きていたら、彼にとって ”今” はさぞ生きづらい世の中であろう、と思ったのだった。
(1969/フジテレビ・勝プロ)
岡田以蔵は、土佐の貧乏郷士に生まれ育った酒と女に目のない暴れ者だった。そんな彼を“人斬り以蔵"とまで呼ばれる刺客にしこんだのは、土佐勤王党の首領 武市半平太。冷酷な革命家武市は、自分の政策上以蔵の腕を必要としていたのだった。
司馬遼太郎の原作を映画化。
「 三島由紀夫を 【観る】 」 @角川シネマ有楽町 その4
この作品は、三島が俳優としての出演作ということで祭りにエントリー。
原作は司馬遼太郎。
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恥ずかしながら、幕末の歴史はさっぱり。
勝新が土佐の剣士・岡田以蔵を演じた。
”人斬り以蔵” ってそういうキャラクターだったわけね。
やっとわかったわ。
勝新にぴったりの役だけど、ぴったり過ぎておもしろくないような・・・。
もう少し意外性があってもいいような。
一方、坂本龍馬=石原裕次郎。
・・・
・・・
裕ちゃんが龍馬・・・。
人間的に大きくて魅力あふれるところはわかるけど、龍馬にしては少しばかり栄養状態が良すぎるような。
はまり過ぎてもダメ、イメージと違っていてもダメ、人間ってわがままね。
さて、肝心の三島由紀夫の出番だが――
カメオ出演だと思っていたら、出番も多くちゃんとした役処であった。
薩摩藩士・田中新兵衛、剣技の見せ場もある。
三島は剣道もやっていたから、剣技の方もさぞワザを磨いていたのだろう。
生き生きとしていた。
(剣技だけでなく、もちろん自慢のマッスルも見せる)
で、田中新兵衛はどうなるのか?
予想通り、最後は切腹するのだった。
三島にとってこの撮影はさぞ楽しかったに違いない。
終始 ”どや顔” だったでありましょう。
三島由紀夫ファン必見。
監督は、五社英雄。
<黒蜥蜴> は、深作欣二、<からっ風野郎> は、増村保造と、三島出演作の監督たちは、そうそうたる顔ぶれだったのだな、と今回初めて知ったとです。
![]() | からっ風野郎 [DVD] (2007/11/22) 三島由紀夫.若尾文子.川崎敬三.船越英二.志村喬.水谷良重 商品詳細を見る |
序盤、以蔵が初めて人殺しを目の当たりにするシーン。
吉田東洋役 辰巳柳太郎の演技が圧巻。
個人的には、伊藤孝雄さんが出ていて嬉しかった。
好きなのだ。なんて美青年・・・

もちろん歳をとってからもステキ☆ 劇団民藝。
もし勝新が生きていたら、彼にとって ”今” はさぞ生きづらい世の中であろう、と思ったのだった。
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