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David's Birthday - 2011.05.20 Fri

「David's Birthday」
(2009/ITALY/Il compleanno)


bday04.jpg


これもお借りしました。日本未発売のDVDシリーズ(?) イタリア映画です。

主演は、マッシモ・ポッジョ。



マッテオとディエゴは親友同士。夏の間一緒に海辺のヴィラを借りて過ごしていた。
ところがディエゴとシャーリーの息子デヴィットがやって来てから、何かが変わり始める・・・。

2組の夫婦は対照的。ちょいワルおやじ ディエゴとシャーリーはくっついたり離れたり、いろいろ問題のある夫婦。
一方マッテオは穏やかで優しく、良きパパ良き夫。
マッテオのキャラクターを際立たせる為にディエゴが配置されているのかなとも。


bday05.jpg
左: マッテオのカップル  右: デイエゴのカップル


そこへ今はニューヨークに住むデヴィットがやって来る。
デヴィットが8歳の時以来の再会、美しく成長したデヴィットを見てマッテオは魂を抜かれたようにボー然としてしまう。
この時のマッテオからほんとに 「ひゅるるるる~~」 と魂が抜けた音が聞こえました(ウソ)

それから常にデヴィットを目で追ってしまうマッテオ。

いいおとうさんをしながら、視線の先にはデヴィットがいるのだった。(娘がめんこい)

bday02_20110517195909.jpg


庭でシャワーを浴びるデヴィットを盗み見るマッテオは、ただののぞきのスケベおやじ(ちょっと笑える~)

bday11.jpg



いくつか印象的なシーンがある。
マッテオの気持ちを知ってか知らずか、無邪気にスクーターのドライヴに誘うデヴィット。
自分の太ももをデヴィットの方にそっと寄せるマッテオ。
むき出しの太ももが触れ合うクローズアップショットがエロチックで はあはあ。
ここのシーン、好きだ。
あとね、走っている時デヴィットがマッテオの手を取って自分の腹に回すの。
ちゃんと捕まってろ、ってことなんだけど、この時マッテオがすごくうれしそうな顔をするのよね。

あ、その演出中のシーンがあった。やっぱり監督自マンのショットだったのね~

bday06.jpg


もうひとつのシーン:
テラスに面したデヴィットの部屋、通りかかったマッテオがのぞくとマスタベイションしているデヴィットが。
その後部屋の外に座り込み嗚咽するのだった。
見ていて、え、そこでオエツ!? と意外な行動に思ったけど、デヴィットに激しく欲情する己れを知った瞬間だったんだろうな。

しかし、日本人だったらここでオエツしないだろう。限りなくイタリア的 


デヴィットはどうやら今回家族にカミングアウトするつもりだったようで。
が、母シャーリーは以前からうすうすわかっていて、心穏やかでない。
何も考えていないデイエゴにその苛立ちをぶつけたりする。
マッテオの妻フランチェスカも、夫の中に自分の知らない何かがあること、もはや以前の夫ではないことを感じ始める。
デヴィットの理解者、シャーリーの弟レオナルドは、二人が惹かれ合っているのを知り心配している。


さてそんな不穏な空気の中、デヴィットの誕生パーティー当日。

飾り付け担当のマッテオはデヴィットと二人家に。

そしてとうとう

とうとう


えっ、えっ、えええええ~~、ほんとうにぃ~~?! マジ?!


二人は結ばれる・・・


bday03_20110517195908.jpg



と見入っていたら、そこにケーキ担当のフランチェスカが早目に帰って来る。


ベッドの上でもつれ合う二人とケーキを抱え部屋へと急ぐフランチェスカ、二つのショットが交互に映し出される。

そのバックにオペラの曲が高らかに流れ、いやがおうにもコーフンが高まる!

これぞ、イタリア映画! VIVA ITALY! 


フランチェスカはベッドの二人を見て、そのまま外へと駆け出して行く。
道路に飛び出したフランチェスカは車に轢かれて死ぬ。


・・・


ヴィラを引き払う支度も済み、最後に食卓を囲んでいる一行。

ふと、シャーリーは言う。

――マッテオ、その時あなたは何をしていたと言ったかしら?

無言のまま嗚咽するマッテオのクローズアップで終る。



「イタリア人は映画を観終わってから、ああだこうだと言うのが好きなのよ」
アドリアーナ先生がそう言っていたけれど、その伝から言うと、これはたしかにイタリア的映画と言えましょう。

シャーリーの問いに、マッテオはどう答えるのか?
真実を告げるのか?
デヴィットは?
マッテオとデイエゴたちとの関係はどうなる?

思ったよりずっとシリアスな一作。


===
有能な精神科医、善良な父・夫であるマッテオを狂わせた魔性の男デヴィットのキャステイングは、並みの俳優では務まりません。

Thyago Alves

もうオーラとカラダが明らかに並みでない。違う生き物。
あ、やっぱりアルマーニのモデルなんですね。

ベッドで横になってるだけでも、すでにファッション誌のグラビアページ。

bday15.jpg


「デヴィット」 というのは、「現代のダヴィデ」 というイメージなんでしょうね。

デヴィットがパーフェクトな存在なので、マッテオが惹かれて行くのも説得力がある。
やっぱりこういうキャスティングをして欲しいよな。

<美少年の恋> でも多用された、「美少年見返り美人の法則」 がここにも。
デヴィットはやたらとふり返るショットが多かった。
今考えると、<ベニスに死す> のタジオもそうだったな。

bday14.jpg
「見返り美人の法則」

 
===

ちょいワルおやじ デイエゴ役 アレッサンドロ・ガスマンは、ヴィスコンティ組ヴィットリオ・ガスマンとノラ・リッチの息子だった。へぇ~へぇ~
イタリアではセクシー俳優として知られているようで、アンソニーちんのサイト に、ぎょえ!っとする画像があります。
たしかにセクスィ~  だわ。


でも、一番リンダのストライクゾーン ド真ん中! レオナルド役 Christo Jivkov。
超myタイプ 

bday13.jpg


エンドクレジットを見ると、レオナルドとデヴィットの声は吹き替え。
レオナルド役 Christo Jivkov は、ブルガリア、ソフィア生まれ。
デヴィット役 Thyago Alves は、ブラジル出身か。
あ、どーりでね。リンダ、東欧系のメンズに弱いのよ。
そういえばロドリゴ・サントロもブラジルだもんね。美男の宝庫。
イタリア映画は言語に対してけっこキビシイね。
<ルドヴィッヒ>のヘルムート・バーガーでさえ吹き替え(ジャンカルロ・ジャンニーニ)だったし。

ちなみに、レオナルドの声は、Marco Filiberti この作品の監督ですね。俳優でもある。
デヴィットの声は、Vincenzo Bocciarelli →→ どんな人かと検索したら、ちょっとサエないタイプだった。
声だけ出演でも已む無しか、ってかんじ。(ちょっと期待したのに)

尚、原題 <IL COMPLEANNO> は、「BIRTHDAY」の意。


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