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バール・マルゲリータに集う仲間たち - 2010.05.10 Mon

「バール・マルゲリータに集う仲間たち」
(2009/Gli amici del Bar Margherita)


bar02.jpg



1954年、ボローニャ。18歳のタッデオの家の近くに、個性あふれる男たちが集う「バール・マルゲリータ」があった。自分もその仲間に加わるのを夢見るタッデオは、一計をめぐらし、バールの中心的な人物のアルと知り合うことに成功する。彼のお抱え運転手となったタッデオは、常連たちの面白おかしい世界を目にすることになるのだった。


【2010年 イタリア映画祭 上映作品】


今年も 「イタリア映画祭」に行ってキタ。
去年に続いて、たもたも&ロリワタリちゃんと3本観ました。
GWの風物詩となりつつあるな。

@有楽町朝日ホール




1954年 ボローニャ、そこの、とあるバールに集う男たちの物語。

イギリスにはクラブ、イタリアにはバール、男というのはなぜ群れたがるのかしらね。
女性を排除して男同士の絆を深めるのが好き。

18歳のタッデオにとって、彼らは憧れの存在。
自分もいつか彼らのようになりたい、自分も仲間に入りたいと願っていた。


タッデオから見ると、彼らは ”大人の男たち”、身近に「そうなりたい」という具体的なモデルケースがあるというのは幸せなことだよね。
そうして人は皆やがて ”大人”になっていく、という図式が昔はあったけど、今はどうか?
周りに "大人" もいない、"大人" にもなれない、こども化した大人ばかりの気がする。

”大人の男”といったって、それはタッデオ視点であって、傍から見るとろくでもないヤツばかりなんだけど。

18歳のタッデオは定職にもつかず、靴下セールスの母のすねかじり。
頭の中は、バールと図書館のマドンナのことばかり、というろくでなし。
その他の男たちも実は似たりよったりだ。
彼らボローニャの男たちは、一体何で食っているのか? 謎だ。

はたしてタッデオは憧れのマドンナとうまく行くのか?
タッデオのヨロヨロおじいちゃんは、ビリヤード大会の救世主となるのか?

bar03.jpg
タッデオがとっつあんぼーやみたい。イタリア男が全てイケメンではない!


奇跡やどんでん返し、オチがあるのかとワクワク見ていたのだが、終ってみたらそんな都合のいいことは何ひとつ起きない。
これぞ、イタリア映画!!
イタリア人は、”超”現実主義なのかも? と思ったのであった。

1954年という年代がとてもいい。
町の四季となっているダンデイなおやじブラザース。
兄弟が白麻のスーツを着たら夏が始まり、トレンチコートになると冬が始まる。
イタリアにはどこの町にも一人はいそうだよな。ステキだ。

バール・カルチョ・車 と、イタリア男の人生を謳った一作。
古き良き時代、ノスタルジックな空気が心地よい。

bar01.jpg
ダンデイなおやじブラザーズは ”もちろん”独身。
この映画、ミソジニーな空気が全体を覆う



===
この監督 プーピ・アヴァーティって、昨年の映画祭上映作品 <ジョヴァンナのパパ> の監督だったのね~~
全然作風が違うよぉ~
だけど、何か奇跡かオチがあるのかと期待して観てたら何もなかったというところは同じだわ。
ボローニャはこの監督の出身地だったのか。だから<ジョヴァンナ>もボローニャが舞台なのね。
おまけに、パゾリーニ <ソドムの市> の脚本協力もやってるよ。(但し、uncredited)

ところで、その <ジョヴァンナのパパ> は、<ボローニャの夕暮れ>という邦題で6月ロードショウ公開されます。
ボローニャの夕暮れ 公式サイト


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(2003/02/21)
パオロ・ボナチェリ

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↑なんか久しぶりに観たくなった。
昔観た時は、エグいなあと思ったけど、今観たらどうなんだろか。


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