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2008-07-14 Mon 20:03
映画 「凶気の桜」(2002)
(「DVD NAVIGATOR」データベースより) 『ピンポン』の窪塚洋介が主演し、企画にも参加した青春アクション。反米思想を持つ山口、市川、小菅はナショナリスト結社“ネオ・トージョー”を結成し、半端な不良たちを狩る。しかし、やがて彼らはヤクザの陰謀に巻き込まれ、利用されていくことに。 原作を読む前、たまたま TSUTAYAで このDVDが目に付いた。 へえ〜、窪塚が出てるわけね。 その後、小説を読み始め、ふと、「窪塚の役って、どれなんだろう?」 すぐ、わかった! こりゃ、窪塚以外考えられないわってくらい、山口役にはまっていた。 小説を読み終えた後、文庫の解説 「もしもし、洋介ですけど、ういっす。 前から言ってた映画だけど、いい本みつけたんすよ」 解説は映画版の監督 薗田賢次 が書いている。 そっか、窪塚がみつけて来たのか・・・。 さて、映画本編。 原作を読んだ者には、どうしてもキャスティングが気になる。 が、これが ハマッているんだわ。 ネオ・トージョーの他の二人 : 武闘派の 小菅 (武闘派というと聞こえがいいが、要するにアタマよりカラダの人)が、格闘技出身 須藤元気。 ![]() 一人マイペースの 市川 に、Rikiya。 ![]() 長身の美少女 景子 に、高橋マリ子。 ![]() 思っていた以上に いい! この他、組長 青田に、原田芳雄(原作のイメージでは、もっとガマガエルみたいなおっさんを考えていたけど)いい! 山口が ”オヤジ” と慕うオーラあり。 原作通りとか否かとは、別次元でええです。 脚本も濃密な原作をうまくまとめ、テンポよく進む。 カメラもなかなかいい。 なんでも薗田監督は、渋谷の近所で生まれ育ち、渋谷は庭なんだとか。 思わず、<LA コンフィデンシヤル> の カーティス・ハンソン を思い出してしまった。 そういう人が撮るとやっぱり違うのかなあ。
ということで、なかなか良かったのだが、あのラストは何?! 小説のところで、思いきりホメましたが、どうして原作を変えてしまったんだろう? 原作では血なまぐさい本編が、ラストで清々しくなったのに、映画は、そこまで良かったのに、ラストでガックシ。 さてみなさん、お気づきの方もいるかと思いますが、「消し屋」の 三郎さんはどうしたのかと。 映画版の私の関心も、まずそこですよ! キャストを見て ア然・・・絶句。 江口洋介 小説と映画は別の生き物、というのは理解しています。 成田三樹夫と思い込んだら、ミッキーが生き返ってやってくれなくちゃ、他の誰がやっても不満は残ります。 それにしても、江口洋介はありなんでしょうか? 江口洋介さん本人は、悪い人じゃないです。 けど、夫婦でカ○ー食ってる人に、三郎さんをやってもらってもねえ・・・。 気配も、自分の存在も消せる 消し屋の三郎さんは、ロン毛ではいけないのでは? 現場に抜け毛の証拠を残す危険性はないのでせうか? 原作の徹底した 三郎のプロ意識 が、ここには見えないなあ。 原作を読んでいない人は、洋介=消し屋 で納得するのかなあ? もっとも映画では、三郎というキャラの比重が違うようだ。 特にゲイ設定にもしていないし、女房役 蘭子 もふつうの女にしていた。 消し屋には、もう少し色気が欲しかった。 どうせミッキーじゃないなら、誰でもいいから、みょーに色気のある人にやって欲しかった。 山口(クボズッカ)と景子(高橋マリちゃん)の関係がいいのよねえ。 仲良くなるんだけど、チューはおろか、手もつながないの。 清い交際っていいわあ。 マリちゃんがまたかわいいのよ。 女ギライの私が好きな数少ない女のコ。 ほんと キュート&ラブリー ![]() 組長 青田の妻がちらっと出る。 これが 速水典子! 久しぶりに見た! 相変わらず いろっぺーねーちゃんだった。
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