2017-10

ラッキーブルー ボーイズ短編集 - 2007.07.15 Sun

映画祭 2日目 12:10 ラッキーブルー ボーイズ短編集

1) 『ボクラの場所』 Where We Began/2006/USA/14 min.
2) 『別れの言葉 Parting Words /2006/CANADA/8 min.
3) 『ナイト・トゥゲザー』Night Together/2006/CANADA/8 min.
4) トラウマ』 Scarred/2006/UK/10 min.
5) 『ラッキーブルー』LUCKY BLUE/2007/SWEEDEN/28 min.


下北のクイアフィルムフェスティバルでも申し上げましたが、短編集は松花堂弁当のような楽しさがあります。


lucky.jpg
〔ラッキーブルー〕





1)ドラッグに溺れた元彼から、今日も着信が…。
揺らぐオカマ心を描いた『ボクラの場所』

ブロンド系のキュートボーイがバスルームで、今まさに風呂に入ろうとしている。 ふり向いて(あ、見えそう・・・)
―― ティム、ボクと一緒に入る?
ウッホ、ウホ、こりゃ楽しい!

― いつまで見てるの?
― ずっと
― お金取るよ。
― いいよ。
― いくら、くれるの?
― いくらでも。


などと、アホらしいいちゃいちゃが続く。


場面が変わって、現在のティム。 
彼(クリスチャン)はいない。
冒頭のいちゃいちゃは、二人の失われたバラ色の日々とわかる。
クリスチャンの執拗な電話に呼び出され、出かけて行くティム。

指定の場所は、二人が初めて会った公園のベンチ。
かつての輝きはなく、やつれたクリスチャン。
クスリがやめられないクリス(って、前に使ったネタをまた使ってみた)
ダメ男のクリスチャン。
だけど・・・ まさに、揺らぐオカマ心 だわよ! 
うまいこと言うわね。

二人の思い出の場所を指定するなんて、ダメ男はズルいのよ。
別れた男から電話がきて、ちょっと期待しちゃって、出かけたら金の無心って、
サイッテー!! 
人生で経験したくないこと TOP 3 だな。

頭ではだめだってわかっているのよね。
でも心では割り切れないあたりがうまく描かれてた。

parting.jpg 甘え上手の目だわね


2)病院。 瀕死の患者。
友人が駆けつけ、別の病院に搬送される救急車の中。
苦しそうな患者の男。酸素マスクを外して友人に耳打ちする。

―― カレ(救急隊員)、イケてるね。
   でも、ノンケ だね、きっと。

死ぬ間際まで、こんなこと考えてるって、なんて ステキ なんでしょう!
8分という短い時間の中、充実した内容。
短編としてうまいな。

私も、カレ:救急隊員が入って来た時から、キュウートだな・・・☆ と思っていたのよね。 これは好きな作品です。

parting02.jpg

4)痛みを抱えた主人公が出会った相手は、なんと… 『トラウマ』
かつて襲われて、ほほにナイフによる傷跡が残る主人公の青年。
トラウマを抱えながらも、友人がデートを勧める。

―― 彼、建築家で、その上、
   イケメン なのよ。   (He is so gorgeous!)

そか、ゴージャスなのか! 期待しちゃう!

さて、指定のカフェに行ってみると――
日本の感覚では、絶対にイケメンの部類に入らない、ブラック系クマゴリラのメンズが・・・。
いえ、私は好きなタイプなんですけど、それでも、ゴージャス!ってのは苦しい気が・・・。
穏やかな物腰も魅力的よ。私はいいと思うけどさ・・・。

ちょっと恐ろしいオチのある話でした。
イギリス女と違って、日本の女性の守備範囲って、一般的に狭いかもなあ、と関係ないことを考えさせられた一作。


scarred.jpg
左が問題の”ゴージャス”なカレ。どう? 
右のサッカーボール男のボデイの方がゴージャスかも?



5)バイトで知り合った気になる彼。僕の事、どう思っているんだろう…。
青春の甘酸っぱさに胸ときめく『ラッキーブルー』

若い時の マット・”ポテト”・デイモン みたいなイモにーちゃんが主人公なんだけど、
若いっていいわあ~!

という甘酸っぱいひと夏の恋 のお話。

あら、今年の作品は、欧米作品ばかりだったわね。 もちょっと、アジアとかあっても良かったかな。
なかなか粒ぞろいで楽しかったでした。

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