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タッチ・オブ・ピンク~ボーイ・ミーツ・ラブ - 2007.05.20 Sun

「タッチ・オブ・ピンク~ボーイ・ミーツ・ラブ」
(2004/CANADA・ENGLAND/Touch of Pink)

ボーイ・ミーツ・ラブ ボーイ・ミーツ・ラブ
カイル・マクラクラン、 他 (2005/07/06)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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ロンドンで恋人と暮らすパキスタン系二世のアリム。
仕事も恋も順調な彼だが、その秘密はなんと往年の名優ケーリー・グラントの幽霊のおかげだった!
そんなある日、アリムがゲイとは知らない母親が結婚をせかしにやってきたから、さあ大変。
英国風コメディに、エスニックなスパイスを効かせた極上のエンタテインメント。
『ツイン・ピークス』のカイル・マクラクランが、ケーリー・グラント役をキュートに演じる。

ケイリー・グラントつながりでこれ!
本作品は、2005年 第14回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 で上映されたもの。
この年の映画祭は、アタリ年で、おもしろい作品が目白押しだったな。
カイル・マクラクランが、C・グラントを演じるという、
え~、なにそれ~!  なとこに惹かれて観た。

DVDでの邦題は「ボーイ・ミーツ・ラブ」のようですが、映画祭での本邦初公開時の邦題にならって表記しました。 我的にも、こちらの方がいいと思う。

―セクシャリティを隠し、ハリウッドで洗練された男性を演じ続けたケイリー・グラントはゲイ・アイコンである。

これを観た時は、”その辺” の事情を知らなかったので、単純に、男なら誰でもグラントに憧れるよなあ、ぐらいに思っていた。
ゲイ・アイコン! なるほど~ そういうことか。 ふむふむ。 grant2.jpg
 ゲイ・アイコン!

この作品のテーマのひとつに、「親へのカミング・アウト」というのがある。
ゲイの悩みのベスト1がこれ、というのを読んだことがある。
観ていた人は他人事ではないだろうな。
それに、これまた、ゲイのカップルにつきものの問題;
「クローゼットから出て来たがらない人」と、「既に出て来た人」との対立。
それで二人は仲違いすることに・・・。

パキスタン系イスラム社会の因習と一族のつながりが、傍目からはなんと煩わしいことか。 しかし、当事者にとっては切実な問題だ。
アリムは、ケニア出身のパキスタン系イギリス人で、この映画はカナダ・イギリス映画である。 実に複雑! 日本人には理解しがたいものがいろいろある。
そういったいろんな問題を、巧みに描いているとこが、なかなかうまい。 12004_touch_of_pink_003.jpg
アリムのママが超美人!

映画オタクのアリムは、幼い時に父を亡くしたせいか、内向的で空想癖のある少年だった。
C・グラントがいつも人生を導いてくれる。 映画の中のセリフを教訓としている。 (『ガンガ・ディン』『フィラデルフィア物語』『気まぐれ天使』などグラント出演作の引用が楽しい)
映画が、’50年代なだけに、グラントの言うことはいささか保守的だ。
しかし、アリムの保守的な面の具現化ともいえる。

アリムが保守的で優柔不断で、観ていてじらじらしちゃうんだけど、アリムのカレ ジャイルズがとってもステキ☆
ラグビー校でラグビーやってました、みたいなイングランドな青年で、とってもキュート!
しかも、性格も良くて、前向きで、なによりアリムのことをとっても愛してる。
背が高くて、スリムで、ステキ・・・☆ ハンサム過ぎないとこもいいのよね。

イスラム社会の中での、見栄の張り合い、勝ち組・負け組・・・ウソでかためた幸せ。
最後はみな、自分の心に正直に生きることを選択するラストが気持ちいい。

ケイリー・グラントのファッションは、引用される’40~50年代の映画とともに、この作品を エレガント&ソフイステイケート に見せる。
カイル演じるグラントは、いささかムリがあるっちゃーあるんだが(笑)、ま、パロディですからね。
おしゃれで品のあるロマンチック・コメディ作品でした。
a7n94jxa.jpg

この作品は映画祭の後、WOWOWでも放映されたし、DVD化も早かったので、レンタルビデオ屋にもあると思います。
1967835~Touch-of-Pink-Posters.jpg

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