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パーク・ライフ
2007-04-21 Sat 05:51

「パーク・ライフ」(吉田修一)

パーク・ライフ パーク・ライフ
吉田 修一 (2004/10)
文藝春秋
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日比谷公園を舞台に、男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。

”男と女の微妙な距離感” 

うまいなあ〜、この言い方!
どういう人が考えたのかなあ?

依然、吉田修一 myブーム続いております。
しつこいですね。ごめんちゃ。


日頃、純文学などまず読まない。
芥川賞受賞作なんか、最後に読んだのはいつなのだろうか?

今まで読んで来た吉田修一作品 : 長崎の高校生や酒屋の兄弟、新宿のオカマとヒモ とは全く違う世界を描いているのに驚いた。
とにかく都会的で、おっされ〜! なのだ。

主人公は、バスジェルなどを扱う会社の営業、駒沢公園近くに住み、週に3日ジムに通う。
なんだかいつもと勝手が違う・・・。(って、私の勝手な「勝手」なんですけどね)

――あの店にいる女って、なんかお高くとまってる感じしねぇか?
「日本にもスタバが増えたよねえ。私がロスにいたころには、一軒もなかったのに」
なんて横で話されると、その口をつまみ上げてやろうかと思うよ。

なんていう調子は、この人らしいけど。

吉田修一が都会の一コマを描いたらこうなる、ってとこだ。
ボーイ・ミーツ・ガール → 即 ラブに向かうわけじゃないってとこが、吉田修一らしい。

同時収録作品: 「flower」
長崎から上京し、飲料水会社の配送をやっている男の話。

吉田修一の作品には、その行動が 「予測不可能、制御不能」 のキャラが登場するが、先輩社員”元旦”はまさにそれ。 底知れないとこがおもしろい。
やっぱりツボに入って、なんだかおかしかったのだが、ちょっと笑えないとこのある不思議な話だった。

別窓 | 吉田修一
| ミケーレとシニョーリア広場で |