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スリー・ビルボード - 2018.02.27 Tue
「スリー・ビルボード」
(2017/THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI)

やっと見た!
ベネチア国際映画祭脚本賞受賞。
トロント国際映画祭観客賞受賞(←最高賞にあたるらしい)。
先のゴールデングローブでは4部門(作品、脚本、主演女優、助演男優)受賞。
アカデミー賞6部門ノミネート(でも監督賞ノミネートから外されてる!)
監督マーティン・マクドナー
2月1日公開。
@TOHOシネマズ日本橋
ミズーリ州のさびれた道路の3枚の広告看板にメッセージを出したのは、7ヵ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッド。
「レイプされて死亡」
「なぜ?ウィロビー署長」
「犯人逮捕はまだ?」
犯人は一向に捕まらず、何の進展もない捜査状況に腹を立て、警察署長にケンカを売ったのだ。
そこから事態は思わぬ方向へと転がっていく――
おもしろかった~!!
脚本がよく出来てるんだよね。
予告や映画紹介では、導入部である看板広告の部分がまず紹介されてるけど、それはほんの序章に過ぎず、そこから先が見ドコロ!
ええええ~~
あれよあれよと予想もつかない展開に話が進む。
娘の死という重い要素が発端でありながら、どこかオフビートでダークなユーモアあり。
それぞれのキャラクターが立っている。
署長はよき夫よき父、人望も厚い。
ウッディ・ハレルソンが“いい人”を演じる日が来るとはね。
ところが彼は末期がんで自殺する。

彼の信奉者、部下のディクソン巡査は、差別主義者のクソ野郎だ。署長の自殺はミルドレッドのせいと思い込む。
このディクソンつうキャラが物語のキモのひとつ。(そして署長の残した手紙も)
↓サム・ロックウェルはゴールデングローブ受賞
さて、オスカーは??(これって”おいしい”役だよね)

ディクソンは実家暮らしのダメ男。
彼のママがキョーレツ!→ サンディ・マーティン

ディクソンの何百倍クソビッチばーさん。
永六輔が「男のおばさん」なら、このママは「女のおじさん」
アメリカの田舎町にはこういうクソママがよくいるよな。
大体が仕事もせずカウチで一日中テレビ見てビール飲んでる。
ミルドレッドの協力者 ピーター・ディンクレイジ
彼はミルドレッドがスキ☆

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズくんは広告管理会社の人
(なぜこの人をつい「くん」付けで呼んでしまうんだろう?)
などキャスティングの妙も楽しめる。

おっと
ミルドレッドの息子にルーカス・ヘッジス(「マンチェスターバイザシー」のカワイ子ちゃん)

ラスト、今度は二人で暴走するミルドレッドとディクソン。
ハラハラするが、希望の光が感じられ、あと味は良い。
娘を失った母の悲しみの物語なのかと思っていたら裏切られる。
――行き場のない喪失感を抱えた時、人はどうなるのかを探求したかった
マーティン・マクドナー監督の言葉が腑に落ちました。
===
先のゴールデングローブ授賞式、“あの”ジョエル・コーエンがノミニーではなく、単にパートナーとして隣に座ってるってフランシス、なんてカッコいいのぉぉ~~!?
このキョーレツ個性の二人のこどもってどんなんだろ?と思ったら
→ ペドロ・マクドーマンド・コーエン パラグアイからの養子

フランシス・マクドーマンド(57)はミルドレッド役を「祖母役に変更して欲しい」と監督に言ったが、ジョエル・コーエンに説得されたつうエピソードが彼女らしくて好っきやねん。
(フランシス・マクドーマンドって、ちょっと前までは“フランセス“・マクドーマンドって言ってたよねえ。フランセスの方が好きだな)
もう一発!
――監督と寝たから、役をもらったの
は、”ジョエル・コーエンの妻”、フランシス・マクドーマンドのお決まりジョーク!
今や、ブラックなジョークになった。
(2017/THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI)

やっと見た!
ベネチア国際映画祭脚本賞受賞。
トロント国際映画祭観客賞受賞(←最高賞にあたるらしい)。
先のゴールデングローブでは4部門(作品、脚本、主演女優、助演男優)受賞。
アカデミー賞6部門ノミネート(でも監督賞ノミネートから外されてる!)
監督マーティン・マクドナー
2月1日公開。
@TOHOシネマズ日本橋
ミズーリ州のさびれた道路の3枚の広告看板にメッセージを出したのは、7ヵ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッド。
「レイプされて死亡」
「なぜ?ウィロビー署長」
「犯人逮捕はまだ?」
犯人は一向に捕まらず、何の進展もない捜査状況に腹を立て、警察署長にケンカを売ったのだ。
そこから事態は思わぬ方向へと転がっていく――
おもしろかった~!!
脚本がよく出来てるんだよね。
予告や映画紹介では、導入部である看板広告の部分がまず紹介されてるけど、それはほんの序章に過ぎず、そこから先が見ドコロ!
ええええ~~
あれよあれよと予想もつかない展開に話が進む。
娘の死という重い要素が発端でありながら、どこかオフビートでダークなユーモアあり。
それぞれのキャラクターが立っている。
署長はよき夫よき父、人望も厚い。
ウッディ・ハレルソンが“いい人”を演じる日が来るとはね。
ところが彼は末期がんで自殺する。

彼の信奉者、部下のディクソン巡査は、差別主義者のクソ野郎だ。署長の自殺はミルドレッドのせいと思い込む。
このディクソンつうキャラが物語のキモのひとつ。(そして署長の残した手紙も)
↓サム・ロックウェルはゴールデングローブ受賞
さて、オスカーは??(これって”おいしい”役だよね)

ディクソンは実家暮らしのダメ男。
彼のママがキョーレツ!→ サンディ・マーティン

ディクソンの何百倍クソビッチばーさん。
永六輔が「男のおばさん」なら、このママは「女のおじさん」
アメリカの田舎町にはこういうクソママがよくいるよな。
大体が仕事もせずカウチで一日中テレビ見てビール飲んでる。
ミルドレッドの協力者 ピーター・ディンクレイジ
彼はミルドレッドがスキ☆

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズくんは広告管理会社の人
(なぜこの人をつい「くん」付けで呼んでしまうんだろう?)
などキャスティングの妙も楽しめる。

おっと
ミルドレッドの息子にルーカス・ヘッジス(「マンチェスターバイザシー」のカワイ子ちゃん)

ラスト、今度は二人で暴走するミルドレッドとディクソン。
ハラハラするが、希望の光が感じられ、あと味は良い。
娘を失った母の悲しみの物語なのかと思っていたら裏切られる。
――行き場のない喪失感を抱えた時、人はどうなるのかを探求したかった
マーティン・マクドナー監督の言葉が腑に落ちました。
===
先のゴールデングローブ授賞式、“あの”ジョエル・コーエンがノミニーではなく、単にパートナーとして隣に座ってるってフランシス、なんてカッコいいのぉぉ~~!?
このキョーレツ個性の二人のこどもってどんなんだろ?と思ったら
→ ペドロ・マクドーマンド・コーエン パラグアイからの養子

フランシス・マクドーマンド(57)はミルドレッド役を「祖母役に変更して欲しい」と監督に言ったが、ジョエル・コーエンに説得されたつうエピソードが彼女らしくて好っきやねん。
(フランシス・マクドーマンドって、ちょっと前までは“フランセス“・マクドーマンドって言ってたよねえ。フランセスの方が好きだな)
もう一発!
――監督と寝たから、役をもらったの
は、”ジョエル・コーエンの妻”、フランシス・マクドーマンドのお決まりジョーク!
今や、ブラックなジョークになった。
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